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腐朽とは

こんばんは!!

最近、台風シーズンになりかなりの数の雨漏れ修繕の依頼が来ております。

雨漏れをしたときに、皆様が心配される一つに家の大事な構造体である柱や梁が”腐る”ことだと思います。

 

ではその”腐る”原因について簡潔にお話したいと思います。

 

そもそも木材がなぜ腐るのかご存知ですか??

突然聞かれても意外と答えられない人が多いと思います。

シロアリが木材を食べるから?

 

いいえ、違います。

その答えは『木材腐朽菌』にあります。

木材腐朽菌という菌がある条件下により繁殖して木材の栄養分を吸い取り、木材を破壊するのです。

ではその腐朽菌が繁殖しやすい条件とは何か?

 

それは、①温度②含水率(湿度)③栄養分④酸素です。

①温度は30°C前後

②木材の含水率は20%以上、湿度は85%以上で繁殖すると言われております。

③栄養分は木材に含まれる、リグニン、セルロース、ヘミセルロース(聞いたことあるような無いような、、、。)

④酸素

このような条件を満たしたときに木材腐朽菌は繁殖してしまうと言われます。

ではこれを防ぐためにどうするか?

答えは簡単です。

木材を『乾燥』させることです。

通常販売されている木材の含水率は10%~15%前後です。

数字で見ると、少し湿度が上がると危険ですね、、、。

なおさら梅雨の時期などは通気が必要となります。

※答えは簡単ですが、実際に乾燥させることが難しいので何十年も住宅業界はこの問題に四苦八苦しております。

 

尚、リフォーム工事などでは外部の壁や水回りを工事する時には必ず

下地が腐っているかも・・を想定して見積を作成したりします。

現実は予想よりも不朽が進んでいる場合がほとんどなので、木造住宅のリフォーム見積もりは正直かなり難しいです。

 

弊社ライフィットでは皆様の大切なお家を守るために、地域特性や環境に合わせた提案をさせて頂いております。

是非、新築・リフォーム工事はご相談下さい!!

素朴な疑問は保科が受け付けます!!

 

ではまた!!

 

 

 

 

2019年10月15日
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